謎、ミステリー、超人、追い続けたくなる魅力
ゴルゴ13のどこに魅力を感じるのかは、読む人それぞれでしょう。例えば、麻生元首相もゴルゴ13の大ファンとして知られていますが、元首相は、「ゴルゴ13ほど国際情勢を分かっている人はいない」と発言したこともあるように、国際的な複雑で難しい話題も取り上げ、政治や経済に関係する人たちには欠かせない本かもしれません。
私たちにとって惹かれる大きな理由の一つ、それは、主人公であるゴルゴの正体がわからないというところではないでしょうか。正体不明、いろいろな読み手に想像を掻き立てます。実際に、彼の国籍、家族関係、ルーツなどについて語るファンは多数います。やはりファンにはどうしても知りたいところです。そこを「さいとうたかを」はミステリー性を保ち続けるためにも触れないのでしょう。
また、超人的な肉体、頭脳、精神力を持ち、スナイパーとして必ず依頼に応える、こうした格好良さにファンは憧れ、理想を重ね合わせます。様々な魅力を読者自身が見つけ出せるのも、長年にわたり人気が衰えない秘密ではないでしょうか。